アマ49戦全勝の18歳に井上尚弥以来の特別扱い 藤木勇我が9・2横浜BUNTAIでプロ2戦目、大橋会長は3戦目の「大きな試合」を示唆

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ノンタイトル戦なのに公開練習を開く。しかもそれをやったのは、大橋ジムでは井上尚弥以来だという。18歳のプロ2戦目で、です。ちょっと考えられない扱いですよね笑

アマチュア49戦49勝(33RSC)、通算9冠。「THE KING」こと藤木勇我が8月20日、横浜市の大橋ボクシングジムで報道陣に練習を公開しました。9月2日、横浜BUNTAIで行われるダブル世界タイトルマッチのアンダーカードで、プロ2戦目のリングに上がります。

そして会見で飛び出した大橋秀行会長の言葉が、なかなかとんでもない中身でした。今回はこの18歳がどこまで来ているのか、じっくり見ていきます。

藤木勇我

🥊 藤木勇我(大橋)/初の公開練習にて

🥊 試合情報

項目 内容
試合日 2026年9月2日(水)
会場 横浜BUNTAI(神奈川・横浜市)
興行名 NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ
この試合 61キロ契約8回戦(ノンタイトル戦)
対戦カード 藤木勇我(18・大橋) vs ジュフェル・サリナ(29・フィリピン)
配信 Leminoプレミアム(午後4時〜独占生配信)

🥊 藤木勇我とは何者なのか

まず数字が異常です。アマチュア49戦して49勝、うち33がRSC(アマのTKO)。負けが1つもない。そのうえで通算9冠。日本のアマチュア史でもなかなか出てこないレベルの成績で、プロ入り前から「ザ・キング」の異名がついていました。

プロデビュー戦は6月10日、後楽園ホール。59.9キロ契約6回戦で、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級15位だったウィラ・ミカム(タイ)を2回TKOで倒しています。デビュー戦がいきなりメインイベント、しかも相手が地域ランカー。この時点でもう扱いが普通じゃなかったわけですが、内容でもきっちり応えました。

そして今回、ノンタイトル戦にもかかわらず公開練習が組まれました。大橋会長はこう言い切っています。

「(アマチュアの)実績が今までにいない選手なので、世界戦と同じ扱いで当然だと思ってやっています」
—— 大橋秀行会長(8月20日・公開練習にて)

この日はシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを各1ラウンド。本人は「攻めの部分だったり、自分の技術を見せながら試合で勝ちたい」と話しています。デビュー戦については「パンチをもらわないことを意識し過ぎた」と反省を口にし、今回は「攻撃は最大の防御」を掲げて前に出るつもりだそうです。

🥊 3戦目に「大きな試合」、そして来年2月のドーム

今回いちばん驚いたのは、大橋会長が次のように話したことです。

「大きな試合が決まりましたので、プロ2試合目が終わったら発表したいと思います」
—— 大橋秀行会長

つまりプロ3戦目で、すでに何かが決まっているということ。会長は途中で「大きな試合というのは言い過ぎた」と訂正していますが、地域タイトル戦であることをにおわせています。3戦目でベルトとなると、片岡雷斗が10月に挑む東洋太平洋王座と並ぶ、とんでもないスピード出世です。

さらに、来年2月ごろに日本開催で計画されている井上尚弥の次戦、あのドーム級興行への参戦可能性についても「十分あるんじゃないですかね」と否定しませんでした。加えて、リング誌のオーナーでもあるサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アルシェイク長官が、藤木のことを「デビューする前から知っています」と話していたとのこと。18歳のプロ2戦目にして、すでに世界の視界に入っているわけです。

もっとも会長は育成方針についてはブレていません。「今のところは焦らずにじっくりと経験を積ませて、来たるべき日に備えたい。なるべく最短(記録)とか、あと何年以内とか、そういうことは決めずにじっくりといきたい」。3戦目のあとには約1カ月の米国合宿も検討しているそうです。

アマ49戦全勝ってのはな、才能だけでどうにかなる数字じゃねえんだよ。負けない練習を49回積み上げたってことだ。会長が世界戦と同じ扱いにするのも当たり前だろ。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
え、でもまだ2戦目ですよね? いきなり3戦目でベルトって、早すぎませんか…?

早すぎるかどうかは中身で決まるんだよ。デビュー戦で地域ランカーを2回で沈めてんだぞ。むしろ相手のレベルを上げてやらねえと、こいつは伸びねえ。会長は分かってやってんだ。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
なるほど〜! じゃあ9月2日は、まず勝ち方を見ればいいんですね!

🥊 相手のジュフェル・サリナはどんな選手?

対戦相手のジュフェル・サリナは29歳のフィリピン人で、プロ戦績は19戦11勝(8KO)7敗1分け。フィリピン国内のスーパーフェザー級12位につけています。世界ランカーではありませんが、7敗しているとはいえ11勝のうち8つがKOという、当てれば効かせるタイプ。

そして今回のポイントはサウスポーだということ。デビュー戦の相手がオーソドックスだったので、藤木にとってはプロで初めての左構え対策になります。8回戦で左を相手にどう距離を作るのか、ここは3戦目のタイトル戦を見据えるうえでも大事な確認作業になりますよね。

🥊 周りの戴冠ラッシュに火をつけられた

本人がいちばん刺激を受けているのは、身近な選手たちの結果だそうです。スパーリングで拳を交えてきた髙橋麗斗が8月19日にWBOアジアパシフィック・ライト級王座を奪取。中学生のころから可愛がってもらっているという川渕一統も、8月16日に日本・WBOアジアパシフィック・ミドル級の2冠を手にしました。

「刺激を受けるし、悔しい気持ち」。素直にそう言えるあたりが、この18歳の伸びしろなのかもしれません。

📣 Xポスト

公開練習を終えた藤木本人が、その日のうちにXを更新しています。

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🎬 デビュー戦のハイライト(vs ウィラ・ミカム)

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🎤 藤木勇我の一言

「勝っていかないと注目も消えていくと思うんで、まずは内容よく勝つこと。勝った先にそういう試合が見えてくると思うんで、一つ一つ勝っていきたい」
—— 藤木勇我(8月20日・公開練習にて)

📝 管理人の予想

藤木勇我のKO・TKO勝ち、信頼度は◎。サリナは11勝中8KOと当てれば効かせるタイプで、しかもサウスポーなので初回から雑に前に出れば付き合わされる可能性はあります。ただ、デビュー戦で地域ランカーを2回で片付けた出力と、アマ49戦全勝で染みついた距離感を考えると、経験差がそのままスピード差として出るはず。中盤4〜6ラウンドあたりでボディか右のカウンターから崩し、レフェリーストップで終える形を予想します。本人が「攻撃は最大の防御」と言っている以上、判定までもつれる展開は本人も望んでいないでしょう。

📌 まとめ

アマ49戦全勝・通算9冠の18歳、藤木勇我が9月2日の横浜BUNTAIでプロ2戦目。相手はサウスポーのジュフェル・サリナで、61キロ契約8回戦です。
ノンタイトル戦での公開練習は大橋ジムでは井上尚弥以来という異例の扱い。大橋会長はプロ3戦目で「大きな試合」が決まっていることを明かし、地域タイトル戦をにおわせました。
来年2月ごろに計画されている井上尚弥のドーム級興行への参戦可能性についても「十分ある」。まずは9月2日、内容のいい勝ち方を見せられるかどうかです。

ダブル世界戦の裏で組まれるノンタイトル戦なのに、ここまで前のめりに語られる選手はそういません。9月2日、横浜BUNTAI。世界戦の前に、この8回戦もぜひ見てみてください!

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